構造改革協議会

プロ野球構造改革協議会の第1回会合が25日に開催された模様。この日の議題は「ドラフト改革」と「球団の収支バランスの改善」でしたが、もめにもめたようです。

完全ウエーバーめぐり経営者側“内紛”…構造改革協議会

 「ウエーバーでは読売(巨人)とオリックスの対立になっていた。選手側と経営側の争いというより、この2球団でしたね」。舞台裏を明かしたのは新規参入の楽天・井上取締役。完全ウエーバー導入に賛成なオリックス・小泉球団社長が「戦力の均衡。競争より共存」を主張したのに対し、巨人・清武球団代表は「球団としての競争」と完全否定。経営側が内紛状態に突入した。

非常に分かりやすい対立の図式です。まぁ完全ウエーバー制に反対する巨人は悪といういつもの流れになるような気もしますが、どこに落ち着くにしてもメリット・デメリットを検討した上で健全な議論をしてくれることを望みます。
FA期間短縮によって球界トップクラスの選手がどんどん流出するであろうことは、巨人上原や阪神井川を見てても想像つくし。中堅クラスの選手だと流動化による出場機会の増加が見込めるかもしれません。

 プレーオフ実施については、セ各球団は軒並み反対で、選手会の提案にはほぼゼロ回答。

個人的には、プレーオフには反対と以前にも書きました。昨年のパ・リーグプレーオフが盛り上がったのは認めますが、必ずしも毎年あのようになるわけではありません。
勝率1位チームへのアドバンテージを巡ってのルール論争になるのも嫌ですし、各リーグ6球団しかないですからすっきりと1位のチームが優勝でいいと思うのですが。