巨×広 4回戦

4/29

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 計

巨人 1 0 0 1 3 0 0 4 3 12

広島 0 1 0 1 1 0 0 1 0 4

[勝]内海 3勝 2敗

[敗]長谷川 1勝 3敗

[本]高橋由6号ソロ(1回、佐々岡)、前田6号ソロ(2回、内海)、清水1号ソロ(4回、佐々岡)、ラロッカ3号ソロ(4回、内海)、高橋由7号2ラン(5回、長谷川)、清原8号ソロ(8回、広池)、小久保4号ソロ(8回、広池)、阿部7号2ラン(8回、広池)、高橋由8号2ラン(9回、ロマノ)

祝!清原500号本塁打達成!特に清原ファンではありませんが、日本のプロ野球70年の中で10人に満たない偉大な記録の達成に心より賛辞を贈りたいと思います。
スポーツ紙各紙の一面は間違いなく清原でしょうが、この日の勝利の真の立役者は間違いなく先制・中押し・ダメ押しの三発を放った高橋由であり、これまでスタメン出場の機会を与えられなかった清水でしょう。
特に清水は改めて嫌なバッターだと思いました。バットコントロールがいいので、くさい球をカットしたり、打席で粘りがあるんですよね。仁志が出塁した後に、失敗に終わったもののヒットエンドランを試みるなど、二番としての小技もききます。相手に余計な神経を使わせ、他の打者の負担を軽くする意味で清水の起用は効果があると思います。キャプラーは相手になめられていますから。
この日の一番の山は4回の表裏の攻防でした。巨人は清水のソロで勝ち越した後、塁を埋めるも点が取れず、嫌な流れでした。逆に広島は先頭打者のラロッカのソロで同点に追いつき、なおも巨人のミスに乗じて勝ち越しの機会を得ますが、二死から佐々岡に代打木村拓を送り勝負にでますが内海が打ち取り窮地を脱します。5回に変わった長谷川を打ち込み勝負ありました。8回以降はおまけです。
連敗は脱しましたが、狭い球場で二線級の投手相手の本塁打攻勢での勝利です。4回まで佐々岡を打ちあぐんだように、一線級の投手相手にいかに点を取り引きずりおろすかが今後の課題でしょう。