巨×西 3回戦

5/15

   1 2 3 4 5 6 7 8 9 計

巨人 0 0 1 0 0 2 0 3 4 10

西武 0 2 0 1 0 0 2 0 0 5

[勝]真田 1勝

[敗]森 2勝 2敗 1S

[本] 中村5号2ラン(2回、高橋尚)、6号ソロ(7回、高橋尚)、和田6号ソロ(7回、高橋尚)

巨人から見れば幸運でしたが、あれは西武守備陣の単なる凡ミスです。そこまで涌井に3三振のローズがまたしても懲りずに強振した打球がたまたまこのような形になっただけであまり褒められたものではありません。
個人的に注目したいのは6回の同点劇の方です。先頭打者の江藤がよく走り三塁内野安打、二岡が続いて、無死一塁二塁の場面。バッターはそうこの打席まで.173のキャプラーです。この日一番理解できない采配だったのがここで代打を送らなかったこと、次に理解できなかったのが初球のバント見送りの後ヒッティングに切り替えたことです。結果として四球という考えうる最高の結果を出しますが、この打席中見ていてまったく打てる要素が見当たらなかったです。本当に謎。
高橋尚は7度目の挑戦もまたしても今季初勝利はならず。6回裏、見方が同点にしてくれた後、三者三振で抑えて今日こそはの意気込みを感じましたが、7回裏にあまりにも安易にソロホームランを打たれて正直「何で?」という感じです。前日の野間口が真ん中に投げてホームランを打たれてもかまわないところで、四球で塁を埋め打たれたのとは逆に、ここは四球気味のくさいところをついてでもホームランだけは打たれてはいけない場面じゃないですか。1点でもリードを許せば、8回森、9回豊田が出てくるわけだし。ルーキーと同じくらい状況認識が甘いとしたら、勝てないわけだよなぁ。
何かこの試合は野村克也曰く「勝ちに不思議な勝ちあり」のような気がします。