会田ダントツ3000メートル走

スポーツ報知より


優しい顔はワナだった。「よーいドン!」の合図と同時にトップに立った会田は、大きなストライドでリードを広げると、そのまま誰にも前を譲らずゴールイン。辻内ら他の新人9人全員を周回遅れにする離れ業をやってのけた。11分25秒のタイムは、昨年のトップ・木村の12分26秒より1分以上も速い驚異的なタイム。「最初、中ぐらい(の力)で走ってたんですけど、スイスイ行けちゃいました。尾花さんも見てたので、アピール出来て良かったです」中学時代は陸上部に所属し、1500メートル走で4分28秒のベスト記録を持つ男は、汗ひとつかかない涼しい顔で振り返った。

例年新人合同自主トレなんて一番最初の日に、それも上位指名の選手くらいしか話題にならないものですが、今年は面白い。何せ投手ばかり獲ったものだから、何かしらアピールしないことには生き残れません。
この日も大学・社会人ドラフト7巡目の会田が長距離走でぶっちぎりでアピール。足腰とスタミナには自身有りといったところでしょうか。投げ方もサブマリン投法で千葉ロッテ渡辺俊介みたいな感じですか。