G・内海“追試”不合格…杉下茂氏、小松辰雄氏も知らなかった

サンスポより

ぼう然自失、顔面蒼白(そうはく)、敵前逃亡、人間不信…。3年目左腕・内海の“病状”は悪化の一途をたどるばかり。原監督による“球界OBクイズ”の第2弾抜き打ちテストが内海の心の傷をさらに大きくさせた。

原監督「この人、誰か知ってるか?」

内海「……」

原監督「じゃあ、この人は?」

内海「……」

原監督「もういいよ(怒&呆)、あっち行ってろ!!」

内海(赤面して疾走…)

前者の答えは通算215勝を挙げ、フォークの神様と称された元巨人投手コーチの杉下氏。そして、後者は元中日の剛速球エース・小松辰雄氏(46)だった。木の花ドーム三塁側ベンチで原監督と3人で談笑中。たまたま通りかかった内海を再び悲劇が襲ったのだ。

ほぼ1週間前。内海は球界を震撼(しんかん)させる事件(?)を引き起こしていた。やはり原監督から問われた巨人有力OBの金田氏をこともあろうに“カネムラさん”と誤認。通算勝利数までも「300何勝」と過少返答した。これには同席していたもう一人の有力OB広岡達朗氏(74)も激怒。二軍の若手に緊急の『巨人軍歴史講座』を開いた。

この事件を発端に内海は球界OBの間で不名誉な“ブラックリスト入り”。「OBの人たちはボクを試そうとしている」とおののき、球団から配られた巨人軍OB名簿と毎晩にらめっこしたものの、運が悪いことに両氏とも中日の有力OB(杉下氏はコーチとしてのみ巨人に在籍)。「あの人たちは載ってなかったもん」と弁明しても悲しいかな、後の祭りだった。

やっぱり追試がありましたか。せっかく巨人軍OB名簿で予習までしていたというのによりによって中日OBだもんなぁ。多少の同情の余地あるとは言え、今回の二人も有名人だと思うんですが。
いつかは内海に合格が訪れる日が来るのでしょうか。
(はてなプロ野球’06)