ファイナルファンタジーIII

FF8以降、新作を出すたび、リメイクを出すたびに評価を下げ続けてきたスクウェア・エニックスですが、今回のFF3のリメイクに当たっては多少キャラクターの色づけはされているものの、16年前にプレイしたあのときの雰囲気を残した良作に仕上がっています。さすがに16年たっていますから、忘れているところもあれば、覚えているところもありますが、そういう過去にプレイした人の気持ちを裏切らない作りは好感がもてます。
敵の出現数が減ったりもしていますが、その分戦闘シーンが圧縮されていてテンポがいいです。また回転メディアでないために戦闘時の読み込み時間も短いので、ジョブの熟練度上げの苦が少なくて済みます。携帯機向けと言えます。
音楽はイヤホンを着けてプレイするとまた臨場感が違ってきます。やっぱり「悠久の風」は最高です。