はてな年間100冊読書クラブ 003/100

北方謙三『血涙〈下〉―新楊家将』

血涙〈下〉―新楊家将

血涙〈下〉―新楊家将

下巻も中心は石幻果。彼と耶律休哥、楊六郎、生きていた楊五郎それぞれの思いを乗せて物語は進みます。そして最後に残されたものは。
無常感が漂いつつも後味は悪くありません。この後『水滸伝』『楊令伝』と吹毛剣が楊志・楊令へと受け継がれていきますが、どのように幕が引かれるのかが楽しみです。