つくば宇宙センタ

rockcandy2007-04-21

筑波にあるJAXA(宇宙航空研究開発機構 )の宇宙センタが年に2回の特別公開日ということで、つくばエクスプレスに乗ってつくばまで行ってきました。
秋葉原からつくばまで区間快速で1時間弱。運賃は1000円を超えてちょっとびっくり。つくばから宇宙センタまでは、特別公開日ということで無料シャトルバスが運行されていました。
宇宙センタに到着すると目に付くのが、日本初の純国産国産ロケットH-Ⅱです。打ち上げコスト高からH-ⅡAに切り替わったため、打ち上げられることなく終わったロケットを組み立てて展示したあります。思ったよりも小さいなという印象です。周囲に宇宙服を着た宇宙飛行士がうろついていて子供たちに愛想を振りまいていました。
昼過ぎまで、国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」の模型や宇宙飛行士の訓練施設を見学し、ロボットアーム、イオンエンジンや姿勢制御スラスタ(さすがにヒドラジンではなく過酸化水素を使っていました)を見たり、ロケット発射時の轟音(3km離れた位置のものらしい)を体感したりとなかなか楽しめました。
12時半から、午後の講演の整理券を入手するために並び無事に整理券をゲット(午前の券は着いたときにはもう無くなっていた)。昼食は食堂が混んでいたので、外で売っていたからあげですまし、講演行われる会場へ。研究センタの一番端にあるので移動が大変です(センタの端から端へバスも走っていました)。
来年、国際宇宙ステーションの日本の実験棟「きぼう」が打ち上げられます。この打ち上げに従事する星出宇宙飛行士による講演です。星出宇宙飛行士は現在ヒューストンのジョンソン宇宙センタで打ち上げに向けての訓練中で、今回はヒューストンからの中継で行われました(現地時間はちょうど深夜零時)。
宇宙飛行士としての様々な訓練の様子の説明の後は、会場からの質問コーナー。子供たちの色々な質問一つ一つ(人工衛星は何で落ちないんですかとか、宇宙でお味噌汁はどうやって飲むんですかとか)に笑顔で真剣に答える様子に好感を持てました。あらかじめ小道具まで用意してあり、話も巧みで実に楽しい講演でした。
講演の星出氏に限らず、JAXAの職員の方々もそうですが、みんな本当に宇宙が好きなんだなぁとつくづく思いました。
次の特別公開日は秋のようですが、また行きたいと思います。