エラリー・クイーン尽くし

年が明けてからのマイブームは、エラリー・クイーンです。昔はドルリー・レーン四部作や国名シリーズくらいしか読んでいませんでしたが、国名シリーズの読み返しと中期以降のいわゆるライツヴィルものやハリウッドものを読み始めています。
『災厄の町』(ISBN:4150701121)、『九尾の猫』(ISBN:4150701180)、『ハートの4』(ISBN:4488104193)を読み終わり、今朝『フォックス家の殺人』(ISBN:4150701326)と『ローマ帽子の秘密』(ISBN:4150701334)を買ってきました。
これ以外にも9冊Amazonに注文を入れてあります。
ミステリでは古典に属する作品ですが、その中でも洗練された作風で、今読み返してもどれもそんなに古臭く感じません。特に『ハートの4』などのハリウッドものになると初期の緻密なプロットと読者への挑戦状といったスタイルから、大衆向けの人間ドラマっぽくスタイルが変わり、現代のものと言っても通用しそうです。
このブーム当分続きそうです。