審判混乱2段ジャッジ

スポーツ報知より

 戸惑いの“ボーク”だった。紅白戦で先発した酒井が「反則投球」を宣告されたのは2回。先頭の三浦に初球を投じた直後、球審が試合を止めた。当初は何が起こったか分からず、マウンドでぼう然としていた男に、球審は指を2本立てた。チームで初めて「2段モーション」の指摘を受けた瞬間だった。

 だが試合後、酒井の表情は困惑気味だった。「言われたことが違ったんですよ。球審からは『足を2回上げた。厳しく取っていく』と説明されたんですけど、三塁塁審は『しっかりと静止してない』と言われて…」

(中略)

 だが、一方の審判団は報道陣から説明を求められると、予想外の回答を出した。「きょうに関しては2段モーションはなかった。2回の酒井? いや、あれも静止していなかったということです」と橘高審判員(42)は言い切った。

もう何が何だか。審判の間でもルール統一ができていないのに何を厳格化するのやら。
来年はボークの判定を巡って荒れる試合が多そうだ、こりゃ。