大味野球から完全脱却!’06巨人は『小技のデパート』だ

サンスポより

観客席を埋めたファンが目をむいたシーンは立て続けに起こった。三回に鈴木、四回に長田、五回に小坂と鈴木(失敗)、最後は六回無死一、二塁で長田がこの日2度目の犠打をキッチリと投前に転がした。「去年の秋から細かい練習をさせてきたからね」。篠塚内野守備走塁コーチは「さも当然」といった表情で成長を評価した。

犠打だけじゃない。二回無死一、二塁で亀井の大きな左飛で二走・小久保がタッチアップ。返球が三塁に転送される直前、スキを突いた一走・ディロンまでもが二塁を陥れた。「集中力とジャッジメントとして最高のプレー。ディロンをナメちゃあいけないよ」と原監督も風向き、打球方向、球場の広さを瞬時にインプットした新助っ人に“花マル”を付けた。

鈴木にしろ長田にしろ元からこういうタイプの選手なのでそんなに不思議ではないですが、要は彼らが使われる機会が少なかったことがこれまでの問題で、彼らをどれだけ実戦の舞台で生かすかそれが原監督の課題だと思います。
あとディロンが足でポイントを稼ぎました。李がどうでるか。
(はてなプロ野球’06)