虎5連敗…巨人ベンチに疑惑の目

スポーツ報知より

 前夜(21日)は球審に激怒した岡田監督は、この日は巨人ベンチに“疑惑”の視線を向けた。「(捕手の)矢野が、ベンチで声を出しとると言うてたからな。犯人も分かっとる」と神経をとがらせた。問題のシーンは初回、二岡に先制二塁打を打たれた場面。カウント2−0から内角の速球を完ぺきにはじき返されたが、矢野の耳には、内角に構えた瞬間に巨人ベンチから発せられた「声」が飛び込んできたという。

 打者に対し、ベンチから球種やコースなどを伝達する行為は、12球団監督会議の申し合わせで禁止されている。2回表終了後、岡田監督から注意を与えるよう促された橘高球審も「声が出ていたのは私にも聞こえました。ただ、それが何の声だったのかということまでは確認できません」とコメント。阪神はこれで5連敗。最悪のチーム状態が、猛虎を余計にナーバスにさせる。

注意を与えるようにというのが2回なら3回の集中打を浴びた理由にはならないし、阪神打線が内海を打てなかった理由にもなりません。星野阪神SDが中継の際、阪神の現状を有事と表現し、有事にこそどう動くかと語っていましたが、必要なのは敗因をきちんと分析することでいちゃもんを付けることでは無いと思います。
巨人は巨人で、勝ってるときこそ疑わしいことをしないというのを徹底して欲しいです。
(はてなプロ野球’06)