原監督、20人の背番号変える! 史上最大級改革

スポーツ報知より
亀井→李への「25」譲渡や、小阪→小笠原への「2」の譲渡にとどまらず、来季は大規模な背番号の再編が行われるようです。

  • 姜   「97」→「17」

 姜はヒサノリから「17」を受け継ぐが、もともと巨人の17番は最近では槙原、古くは沢村栄治が球団創設時に付けていた右投手の番号だった。シーズン途中からローテーション入りした右腕が、さらなる飛躍を目指す。

確かに古くは沢村やスタルヒンもつけていた由緒正しき番号で、ここ20年でもカムストック・槙原・高橋尚の3人しかつけていないローテーション投手の称号ともいうべき背番号です。そこに後半活躍したとはいえ姜でいいのかなという気がしないでもないです。これに関してはもう一年待ってもように思います。

  • 高橋尚 「17」→「21」

 高橋尚の背番号変更は2度目となるが、21番は高橋一三、宮本ら左のエースの代名詞ともいえる番号だった。今シーズン後半は守護神として活躍した左腕、その名に恥じないふさわしい番号を背負う。

14年も21番を付けた右の加藤初は無視ですか(もっというと藤田元司堀内恒夫も一年だけ付けている)というのは置いておいて、そもそもベテラン選手の背番号は変えないという話なのに変えられちゃっているところが高橋尚らしいところでしょうか。どう考えても降格としか思えないのですが。

 木佐貫の41番はメジャーで311勝を挙げ、殿堂入りもした元メッツの大投手、トム・シーバーの背番号。近年、伸び悩む右腕に「巨人のトム・シーバーになれ」との願いが込められている。

これはもう高橋尚に何となく納得のいく21番を付けさせるための降格以外の何者でもないでしょう。いきなりトム・シーバーなんてだされても普通の人はわかりませんって。むしろ、11番になるまでの斎藤雅樹の背番号と言ってあげた方がピンとくると思います。2年間未勝利なんだからもう一度最初からやり直せと、斉藤が新人のときの背番号をあげるからいつかはエースに返り咲けという方が巨人ファンとして納得できます。

  • 林   「30」→「13」

 林の13番は中日の絶対的な守護神、岩瀬の背番号でもある。同じ左投手でセットアッパーを務める若武者には、ゆくゆくは抑えとして岩瀬のような活躍をしてほしい。

よくわからないのがこれ。何で中日岩瀬なんだか。確かに13番でセットアッパーといえば岡田展和だし、左投手といえば宮本和知だしぴったりくる選手がいないのはわかりますが、ライバルチームの選手をあげちゃいかんでしょう。

  • 野間口 「13」→「33」

 野間口は04年に希望枠で入団も、2年連続で期待通りの活躍はできていない。今季、4番としてシーズンを通して活躍した李の背番号にあやかり、肉体的にも精神的にも成長してもらいたい。

もうこの辺にくると理由になっていない……。33番って野手の背番号だし。李の前は江藤だし、その前なんて長嶋監督だもん。
(はてなプロ野球'06)