はてな年間100冊読書クラブ 008/100

デイヴィッド・エディングス『聖騎士スパーホーク タムール記①』

聖騎士スパーホーク―タムール記〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)

聖騎士スパーホーク―タムール記〈1〉 (ハヤカワ文庫FT)

エレニア記の続編。元は1995年に刊行されていますが、その新装版となります。1995年版は未読でしたので、毎月一冊6月まで月刊エディングスを楽しみたいと思います。
本巻は導入部ということで世界各地で起こる異変、旅立ちから前作ラストで姿を消したセフレーニアとの再開までが描かれます。
何と言うか日本のファンタジーでは出せない粋な味があります。キャラクタ同士の軽妙な会話のやり取りとかは相変わらずです。厚さと内容の割にはすらすら読めます。しかし、娘が神様だともはや何でもありだな。