はてな年間100冊読書クラブ 009/100

田中芳樹『暗黒神殿 アルスラーン戦記12』

暗黒神殿 アルスラーン戦記12 (カッパ・ノベルス)

暗黒神殿 アルスラーン戦記12 (カッパ・ノベルス)

前巻が2005年9月に刊行で、この巻が出たのが昨年の12月。1年3ヶ月しかたってないや。快挙といかいいようがない。
内容としては、ペシャワールでの魔軍との攻防から始まって、ヒルメスのミスル国乗っ取り、「プラタナスの園」での巡検使ギーヴの活躍、王都を目指すエステルの一行と盛りだくさん。といえば聞こえが良いですがどちらかというと短編集を読まされている気分。もう少し膨らましようがあったのではという気もします。とはいえこれ以上長くなると未完の大作になりそうだし。
次巻でまた話が大きく動きそうですが、次は2008年くらいですか。