はてな年間100冊読書クラブ 015/100

マシュー・ライリー 『エリア7 上 合衆国空軍秘密基地を脱出せよ』

エリア7 上 合衆国空軍秘密基地を脱出せよ (ランダムハウス講談社文庫)

本屋で平積みされた本の帯を見てアレッと思いました。＜案山子＞シリーズ第二弾。このシリーズが文庫で出ていることを始めて知りました。
前作『スケアクロウ　死闘！南極基地を防衛せよ』は『アイス・ステーション』と名を変えて文庫になっていました。
前作は南極基地での英仏の特殊部隊との死闘を描いたアクション小説ですが、本作はその続編に当たります。前作の後、大統領専用ヘリ部隊に転属となった主人公シェーン・スコーフィールド(コールサイン：案山子)が空軍反乱部隊を相手に米軍の立ち入り禁止区域＜エリア７＞で大統領を守って死闘を繰り広げるというのが本作のストーリー。
前作もそうでしたが本作もスピード感のある派手なアクションシーンが連続します。それしか無いといっても過言ではありません。翻訳ものですと得てして訳がもっさりしていてアクションシーンが台無しなんてこともありますが、この作品は大丈夫そうです。
ハリウッド的なアクションが好きな人にはお勧めです。