「あるある」「ねーよ!」、エンジニア都市伝説

@ITより

その1 マシンにお札を張ると壊れない

 サーバ、PC、製造機械……。エンジニアの周りには機械製品がいっぱい。何をどうやってもうまく稼働しない、直らない、いうことを聞かないときの、最後の手段は神頼み! アンケートの回答を見る限り、お札の効力は万能のようで、機械の種類や障害の内容を問わず、どんなトラブルにも対応している。中には神棚まで祭ってある企業もあるようで、信じるものは救われる……のかもしれない。さあ、あなたも会社のマシンの裏にお札が張られてはいないか確かめてみよう。

これは普通にある。お客さんのサーバが置いてあるデータセンタに行くと、サーバラックのいたるところに貼ってあります。この記事にあるように神棚を作ってあるところも。昔はそうでもなかった気がしますが、他社がやっているのを見て自分の所もとお札を貼りだしたのか、あっという間にお札だらけになりました。まぁ、お札貼って障害が起きないのなら幾らでも貼りますが。でも0にはならない。

その2 ○○の影響でエンジニアの子どもは女の子が多い

 アンケート結果で多かったのが「○○の影響でエンジニアの子どもは女の子が多い」という回答。○○に入るのは、「電磁波」「高周波」「有機溶剤」「激務」「X線」などさまざま。しかしちょっと待ってほしい、300人のうち約5分の1がこの回答。日本全国にエンジニアは200万人以上いるとして……と想像していくと、日々産声を上げる新しい生命は、女の子の方が格段に多くなってしまうのではないだろうか? にわかに信じがたい話ではあるが、エンジニアのコメントは真に迫っている。

そもそも周りにサンプルが少ないしなぁ。こういう都市伝説があるおかげで男子3人のうちの営業は仕事してないだろうと言われ続けています。

その3 コンピュータや装置にも意思がある

 次に多かった回答は「システムや機械にも意思がある」というもの。「そんなわけないだろ!」と思いつつも、あまりにも偶然が重なると信じたくなるもの。よく“手が掛かる子ほどかわいい”というが、コンピュータや装置であっても、たびたび手を焼かされるとついエンジニアは感情移入してしまうのかもしれない。いずれにせよ科学で解明できない謎の現象が、ちまたのエンジニアの周囲で起こっているのは間違いないようだ。それではさっそく紹介していこう。

これはあまり実感しない。たまたま人見知りや拗ねたりしない良い子なのかもしれませんが。

その4 ゴッドハンドを持つエンジニアが存在する

 常人では到底理解できない現象を引き起こす、神の手を持つエンジニアがいるといううわさを聞いたことはないだろうか? もちろん、ここでいう“神の手”とは、天才的なプログラミングができるとか、超人的なハンドリングでプロジェクトを成功させたとかいう意味ではなく、「説明のつかない見えざる力」を働かせることができる能力、という意味である。それでは、ゴッドハンドを持つエンジニアの目撃情報を追っていこう。

個人では身近にいませんが、365日のローテーションを組んでいる職場で特定の出勤者の組合せ(AさんとBさんが出勤して、かつCさんが休みというような)の場合に異常に障害発生率が高かったことはあります。何でこいつらのときだけと思いました。

従業員の数人がアンドロイドらしいが、誰かは不明

家を購入すると転勤や長期出張に行かされる

サーバは休日に限って止まる

有能なソフトウェア開発者は視力が良い

自分の代わりに妖精が仕事をしてくれる

サーバ管理者が男性だとエラーが多くなる

家を購入すると〜っていうのは、ローンを組んだばかりで転勤や長期出張を拒否してやめることができないだろうという人事の陰謀だと思います。
妖精さんは以前お世話になりました。最近はプログラムを組んでいないせいか、手伝ってくれません。