今オフの補強状況について

Yomiuri Giants Official Web Site のニュース一覧から見出しを引用。

2007.12.29 ラミレス選手と契約
2007.12.25 バーンサイド投手と契約
2007.12.11 グライシンガー投手と契約
2007.12.06 新入団選手9人が記者会見
2007.12.05 クルーン投手と契約
2007.11.07 藤田投手が巨人入り

西の方や北の方の監督が何やらわめいていますが、弱点の補強としては実にオーソドックスな補強だったと思います。右の強打者としてラミレス、パウエルの代わりの先発としてグライシンガー、上原を先発に戻すための抑えとしてクルーン、前田の代わりのセットアッパーとして藤田と考えると珍しく考えて補強をしているなと。後は期待したとおりの働きさえしてくれればOKです。
同一リーグでタイトルホルダを引き抜けたのも球団戦略としてはOK。取られた方はたまらないとは思いますが。仮に彼らが活躍できなかったとしても、少なくとも相手の弱体化は図れる訳で(ただし、かけた費用に見合うだけの効果かどうかは疑問ですが)。
短期的にはこの補強策はそんなに間違っていないとは思いますが、当然来季は彼らが入ってくる分だけ出場機会を奪われる選手が出てきます。もちろん獲得した選手が活躍する保障はなく、その場合は出番が回ってくはずですが、そのためのモチベーションをそのときまで上手く維持させられるかどうかが首脳陣の腕の見せどころかと。