逆転検事
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2009/05/28
- メディア: Video Game
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結局、DSの積みゲーの中から逆転検事を引っ張り出し、始めました。
2日かけてようやく「第5話 燃え上がる逆転」の後編です。もう少しで終わりかと思います。この調子だと明日には終わるかな。
逆転裁判のスピンオフ作品としては良くできていると思います。逆転裁判を知っている人だと楽しめると思うし。ただその反面、知っているからこその違和感も感じます。ディレクターの能力の差というか、これまでのおいしいところを集めて一本作ろうとしてかえってまとまりを欠いている感じ。
例えば、逆転裁判では探偵パート→法廷パートという流れで、間にセーブポイントが入り、プレイする側にとっての区切りとなります。法廷パートが長いものでも真犯人を引きずり出してさあこれが最後の勝負だというところでセーブポイントが入りテンションが上がるようになっています。
対して本作では法廷パートが無く、代わりにあちこち移動しながら捜査して尋問・推理してなので静と動の切り替えがあまりなく、今一つ盛り上がりに欠ける気がします。セーブポイントもシナリオの区切りなのか、場所移動の区切りなのかはっきりせず、流れがぶつ切りにされる感じです。
決して面白くないわけじゃないし、逆転裁判らしさもあってファンとしては楽しいんですが、シナリオといいシステムといい終盤に向かって盛り上がるようなゲーム作りがされていれば良かったと思います。
まぁまだ終わっていないのでエンディングを迎えたときにこの感じが逆転されるといいいんだけど。