巨人・姜、年俸850万円据え置き要望「まだ一人前じゃない」

サンスポより

 今季、終盤から活躍した姜建銘は年俸850万円ながら、3勝2敗、防御率1.81をマーク。まさに金額以上の働きで巨人の数少ない明るい話題となった。チームは4位に終わったが、ベースが低いだけに来季の増額は確実な状況。しかし…だ。来季は現状維持で合意しているという。

 「球団側から“同じ金額で”と打診されましたが、こちらもそのつもりでした。まだ一人前じゃないし、3年間は巨人に育てていただいていますから」

 こう説明したのは姜のマネジメント会社「サディーカ」の二宮功社長だった。最近の巨人の例でいえば、今年3年目の西村が昨季2勝4敗で720万円から1100万円。林はプロ2年目の03年に3勝3敗で516万円から1800万円にアップしている。

 これらの“前例”に当てはめれば、姜は最低でも500万円前後の増額は見込めるところだが「来年、多く勝ったら評価していただきたい」と同社長。3年契約の3年目となる来季に活躍、年俸アップとさらなる契約延長を視野に入れている。

いい話と言えばいい話ですが、ひねくれた見方をすれば、来年で3年契約が切れるから500万円前後の金額なら再契約の際に十分取り戻せるとのことなのでしょう。この分だと来年は先発ローテーションの中に入れそうだし、今季のような成績だと大幅アップを見込めるでしょう。下手に今ベースをアップして、球団側の評価基準を高くする必要も無いということでしょうか。本人もそれなりに感触を掴んで自信になっているからこそ言えるのでしょう。
(はてなプロ野球’06)