朝日ソノラマ、9月に営業停止 「時代の流れに抗し切れず」

 朝日新聞社の全額出資子会社・朝日ソノラマは6月21日、9月いっぱいで営業活動を停止し、解散すると発表した。「最近の出版界の状況や当社の経営見通しなどから検討した結果、やむなく店じまいすることになった」としている。

 書籍の新刊発行は6月までで停止するが、既刊本の注文には9月まで応じる。雑誌は9月まで発行する。コミックやノベルズの出版権は朝日新聞社出版本部が引き継ぎ、10月以降は朝日新聞の新刊として発行する。「百鬼夜行抄」「雨柳堂夢咄」「チキタ★GUGU」などのコミックや、「吸血鬼ハンターD」などノベルズ新刊は、朝日新聞社から出る。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/21/news101.html

軽くショックを受けました。菊池秀行の吸血鬼ハンターD魔界都市<新宿>、高千穂遥クラッシャージョウ笹本祐一妖精作戦・ARIELをはじめとして、数多くの作品を読んできました。今でもかなりの冊数を保持しています。今のライトノベルのはしりともいうべき存在ですが、ライトノベルと言うよりはジュブナイルと言った方がしっくりきます。
今後は朝日新聞が出版権を引き継ぐようですが、有名作家の代表作くらいしか発行してくれないんだろうなぁ。吸血鬼ハンターシリーズなんかは無名時代を支えてくれた恩返しの意味で終わらせないでいると菊池秀行が言っていたような覚えがありますが大丈夫なんだろうか。